受験スケジュール

スケジュールの組み方

 海外大受験のスケジュールはその人のバックグラウンドや海外を目指す時期によって異なってくるため、ある一つのやり方が正解とは言いきることはできません。しかし、多くの受験者は以下のような流れで準備を進めていく、ということは言えると思います。

 日本大学受験と同じように、丁寧なスケジューリングとその実行は志望校合格にとって必要不可欠です。ここで、スケジューリングをするにあたってのポイントをいくつか紹介します。

ポイント① 自分の英語力を見極める
 海外大出願書類においてTOEFL、SAT、IELTS等試験の点数はトップの大学を目指すほど重要となってきます。まず、自分の英語力のレベルを認識し、目標点を定め、そこへ到達するにはいつ、どのように勉強すればいいのかを考えましょう。出願準備期間の後半になってテスト類で時間をとられてしまうと、エッセイ作成に時間をかけられない可能性があるので気をつけましょう。

ポイント② エッセイ作成には思う存分時間をかけて
 エッセイは特に米国大学へ出願する場合に大事になります。日本の大学受験に慣れ親しんでいる方は、いかにエッセイが重要なのかを先輩の話などを踏まえつつ認識し直すべきだと思います。多くの大学が複数のエッセイを要求し、また、質の良いエッセイに仕上げるにはブレインストーミング、書く、書き直す、の作業の繰り返しなので余裕を持って臨みましょう。

ポイント③ 学校や外部の方に頼む書類等の把握
 School ReportやTeacher’s Evaluationなどの書類はいつまでに頼んでおく必要があるかをしっかりと把握しましょう。出願ぎりぎりになってしまうと、間に合わない、いいevaluationが書けない、といったトラブルが起こりうるので気をつける必要があります。

体験談

Case #1

米国大受験決意:高1
海外経験有り
Early Action/ Regular decision出願

高1

学校の勉強、課外活動などに精を出す。
先輩などから情報収集。

高2

学校の勉強、課外活動などに精を出す。
先輩などから情報収集。
夏休みにキャンパス訪問。
秋 SATに軽く触れる。
春休み ACTの勉強を始める

高3

4月

ACT受験

5月

SAT I 受験。引退試合前の部活の追い込みやその他の 課外活動で明らかな勉強不足のまま望み、合計2000点程度の満足いかない点数に。

6月

SAT II(Math II, Physics)受験。期末試験や部活の引退試合とかぶり、あまり勉強しないまま臨みMath II 720 Physics 660 という散々な結果に。

7月

課外活動等すべて終了。本格的に受験体制に入る。エッセイのブレインストーミングを開始。TOEFL受験。

8月

日本大学の勉強と二週間ほどのサマースクールに行く。エッセイ書き始めるも納得するトピックが見つからない。

9月

本格的にエッセイを始める。文化祭準備やSAT勉強と両立。School reportとteacher’s evaluationを学校の先生にお願いする。

10月

SAT I 二回目受験。Early Action提出に向けてエッセイを完成させる。日本大学受験を断念。

11月

Early Actionで一校提出終了。Regular Decisionに向けてエッセイ作成。

12月

SAT I 三回目受験。エッセイ終了、出願完了。

1月

SAT II(Math II, Physics)ちゃんと勉強した結果Math II: 790 Physics: 800を取り一満足。

反省:

• SAT IIは高2のうちに済ませておけば後々楽になったと思う。
• 高3の夏まで日米併願を考えていたので、夏休みは日本大学の勉強にさいた時間が多く、後々のエッセイの進捗状況に響いたと思う。

Case #2

米国大受験決意:高1
海外経験なし/Regular Decision出願

高1

アメリカ大学留学説明会初参加。課外活動等開始。

高2

7月

TOEFL一回目受験

~12月

TOEFL勉強。日本大学受験に向けて数学勉強。

1月

日米併願断念。TOEFL二回目受験。SAT II 一回目受験。

3月

キャンパス訪問。SAT I 勉強始める。

高3

5月

SAT I 一回目受験。学校行事、課外活動等との両立。

6月

SAT II 二回目受験。エッセイ開始。

8月

TOEFL三回目受験。

10月

SAT I 二回目受験。

11月

SAT II三回目受験。TOEFL四回目受験、100点を超える。

12月

SAT I 三回目受験。

1月

エッセイ終了、出願完了。SAT I四回目受験。

反省:

• TOEFLに関しては、塾に行っておけばよかったと思う。自分一人で勉強すると勉強法がぶれたので、塾に通い効率よく早めに100点のラインをクリアすることがおすすめ。

Case #3

米国大受験決意:高3春
海外経験なし/Regular Decision出願/日米併願

高1

課外活動等

高2

課外活動等

高3

4月

米国大受験決意。

5月

SAT II 受験。

6月~

SAT I一回目受験。エッセイ作成開始。

7月

TOEFL一回目受験。

9月

TOEFL二回目受験。キャンパス訪問。

10月

SAT I二回目受験。TOEFL三回目受験。

11月

TOEFL四回目受験。

12月

SAT I三回目受験。エッセイ終了、出願完了。

1~2月

SAT I四回目受験。センター試験、国立二次試験。

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