受験スケジュール

受験スケジュール

イギリスの大学のほとんどはUCASを通じての出願と決められているので、イギリスの学部進学を考えている人はUCASの提示する締切日の1月15日に向けてのスケジュールを立てるとよいでしょう。ただし、Cambridge や Oxford については締切日が10月15日なので、そこを受験する人は早めに準備を始めましょう。

チェックポイント

1. 第1回目TOEFL受験(高校2年夏)

 夏休みが始まる前の4月にTOEFLを受験しておくことをおすすめします。現時点での自分の海外大学受験の英語力を認識するのはもちろんですが、初めてならば、TOEFL受験の感覚を掴むという意味でも重要なので、ぜひ受けましょう。

2. 第2回目TOEFL受験・IELTS受験(高校2年冬)

 高校3年という忙しい学年が始まる前にもう一度自分の英語力をチェックしましょう。TOEFLをこの時点で受ければ、第1回受験の時よりも点数があがっているはずです。また、TOEFL受験をした近い時期にIELTSを受けておくこともおすすめです。IELTSのテストの感覚を掴み、結果が来たらTOEFLの点数と比べてみるのもよいでしょう。IELTSのテスト形式はTOEFLと異なる部分もあるので、人によって受けたときの印象が違ってきます。もしIELTSの方が実力を発揮しやすいと感じるならば、次回からはIELTS受験主体にしてみましょう。TOEFLもIELTSもイギリスでは立派な英語力の証明となるので、二つ受けても損ではありません。

3. 高校3年の夏休み(日本の高校生に通う人は志望校を考え始める時期)

 海外受験を考える人にとって最後の追い上げの時期です。TOEFL・IELTSの勉強、やり残した課外活動などで更なる実力向上、経験値UPを図りましょう。Cambridge や Oxfordの人は夏休みを利用して出願の準備を進めたほうがよいでしょう。エッセイは2学期が始まってからだと大変です。

公立高校出身(UCAS経由出願)B君の体験談

高校三年生になり受験のための英語勉強も本気で頑張り始め、また夏の初めごろから志望校を選び始めました。志望校を選び始めるのが遅いと思われる方もいらっしゃると思いますが、意外と自分に合った大学を見つけられると決まるのは早いものです。しかし、だからと言って、じゃあ三年生まで大学選びに関しては何もしなくてもいいかというとそうではありません。大学選びの目はできるだけ早くから養っておくことに越したことはないと思います。というのも僕は当初米国の大学への進学を考えていて、米国の大学の情報は高校2年生の秋ごろから選び始めてはいました。結論から言うと、米国でうまく自分に合った学校を見つけられずに放浪しかけていたのですが、そうは言っても試行錯誤の中でどのような基準で自分に合った大学を選ぶべきかなどの基準が自分の中に作れていたので、英国の大学へ進学できることを知って調べ始めたら、米国の大学を選ぶために試行錯誤した経験が生かされ、行きたい学校に出会えました。

公立高校出身 B君(高校3年9月)

本格的にエッセイを書き始めたのは秋ごろからですかね。 内容は、将来大学で学ぶ知識を生かして何をしたいかをできるだけ具体的に書きました。また今までの僕の人生を振り返った時の大学で専攻する科目(僕の場合物理学)との関係の深い出来事を例として挙げながら、僕の熱意ができるだけ伝わるように努力しました。

公立高校出身 A君(エージェント経由出願)の体験談(高校三年10月)

出願時期は10月の初旬でした。イギリスの大学にはこの日から受付開始という日が無いので、早く出せば早く審査してもらえて比較的合格をもらい易いです。ですが、早く出しすぎるとまだ前年度の事務作業が終わってない状態なので、書類紛失される可能性もあるそうです(実際に日本人の出願者でこういう事件があったそうです)。なので、事務作業が終わって新年度の入学審査処理が始まる頃の10月初旬に書類を提出しました。早い所は一週間で合格通知が来ました。遅い所でも2ヶ月程度で来ました。

4. 第3回目TOEFL受験(高校三年冬)

 最後のTOEFL受験と考えましょう。今までのテストで満足な結果が出なかった人は、このスコアで勝負することになります。

アメリカと併願だったIB生のC君(UCAS経由での出願)の体験談

国際バカロレア(IB)試験結果が1月に公表されたのを受け、イギリスの大学の受験を考え始めました。まずは、自分が勉強したいと思っていた分野(海洋生物学)のある大学をUCASの大学検索エンジンを使って出願先を選びました。その後、実際の大学ホームページを見て自分のIBの履修科目、成績が大学の要求している基準を満たしているかどうか確認しました。英国大学の場合は、5校まで受験することができるのである程度受験校の目星をつけつつ出願エージェントに出願書類作成の依頼をしました。アメリカ大学への出願でも願書作成は経験していたので、入力には苦労しませんでした。

5. IB生Personal Statement書き始め(高校三年12月)

IB生はIBの最終試験が終わったら、UCAS提出日の1月15日に間に合うようにPersonal statementを書き始めましょう。ブレインストーム、下書き、先生の添削、推敲を繰り返すと結構時間がかかるので、三週間前くらいから取り掛かり始めましょう。

6. UCAS提出日から結果発表まで

 早い人は2月の初旬や中旬に結果が来ますが、4月まで結果を待たされることがあります。いずれにせよ、大学側は5月8日までが受験者に結果を送る締切日なので、精神的には落ち着かないところもあります。ただし、大学の方から奨学金の案内が来る場合は、そのエッセイに取り組み、応募のために再びTOEFLの点数を伸ばす勉強をするといいでしょう。

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