Q.長谷川さんは、東大に受かっていらっしゃったんですか?すごい!だけど、東大を八月に辞めてポモナ大学に行ったのって、何故でしょうか?
A.東大はめちゃくちゃ楽しい大学だぞ。それは間違いない。だけど簡単に言うなら、もっと人生を楽しみたかったんだと思うぞ。うちの高校は、何かと有名な進学校(麻布高校)だから、周りの人も多くが東大に進学した。反面、ポモナ大学どころか、アメリカの大学に合格したのは自分だけさ。
Q.東大を目指してたはずなのに、アメリカの大学も受験したキッカケは何だったんですか?
A.高三の夏に、アメリカの大学に通う日本人生徒に何人か会ったんだよね。日本の大学って、机に向かって勉強してれば受かる部分もあるから、「頭が良い」系の人が多い。反対にアメリカの大学は、真逆のアクティブで行動力のある人ばかり。行動力あって実際に何かを起こせるタイプに憧れていた自分は、アメリカの大学に行けば何かが起こせる気がして、受験する事にしたのさ。直感だけど、アメリカを受ける事は確実に自分のためになると言う、確信みたいなのがあったわけだ。
Q.ほー。確信?
A.そう。最初は、よく分からない直感のようなものに動かされたんだと思うのだ。簡単に言うと、それは、自分が面白いと思える先輩の歩んだ道を従うこと。だけどそれは正解だったと思う。自分が本当に面白いと思える人に会うのは大事だよ。人生ってそもそも、そんなものなのかもしれない。自分が「これは」って思える、インスピレーションが一致する人を探すのさ。そしてその人を全力で真似る。その先、到着した場所で、再び面白いと思える人を捜す。その繰り返しなんじゃないか。
Q.なるほどー。その人生観を忠実に守っていたら、いつのまにかポモナ大学に行き着いていたって事ですね。
Q.ポモナ大学について、詳しく聞かせて下さい!暖かいカリフォルニア南部にあることしか知らないです(笑)。
A.めっちゃ暖かいねぇ(笑)。だけど、それだけでなく、人も暖かいのさ。授業はほぼ全て三十人以下で、教授とは一緒に旅行するほど仲良くなるよ(旅行行ってきた笑)。
Q.だけど、リベラルアーツカレッジって、専攻を決めて勉強しないくせに、値段が高い印象があるんですよね。
A.そりゃやはり、手に職というタイプの生徒より、富裕層の生徒が多いかな。だけど、奨学金だって応募すれば貰えるぞ。日本には、外部機関によるリベラルアーツカレッジ専門の奨学金もあるしね。
そして何より、生徒が何かをしたいと思ったとき、ポモナの基金は全力でサポートしてくれるんだよね。海外留学やインターンシップの時、渡航費を殆ど恵んでもらえるし、大学がクラブなどへ支給している額もめっちゃ多い。大学は、生徒が気持ちよく自身を発揮出来るようにしてるのさ。
Q.五個のリベラルアーツカレッジが連携した、学園都市にあると聞いたけど……?
A.そうそう、よく知ってるな。そして、それが地味に一番重要なことだ。のんびりリベラルアーツする選択肢だけでなく、他の大学で、工学や商学を勉強する選択肢だってあるのさ。五年かけて、近くにあるカリフォルニア工科大学とポモナ大学の両方を卒業するエンジニアリングのプログラムだってある。ちなみに、学園都市の全ての大学は徒歩圏内にある。教育に関しては、最高の選択肢を用意してくれる大学だよ。
さらに、ポモナ大学の食堂の飯は平均的だけど、お隣のスクリプス大学とハービーマッド大学のアジア料理はめちゃくちゃ旨い。そして、学園都市内なら、食堂選びは自由!これ地味に重要ね(笑)。
Q.なんていうか、楽しそう(笑)。教育を受ける場所としては、本当に素晴らしい大学なのですね。ありがとうございます。
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