国ごとの特徴

 日本人が主に行くことの多いであろう国の大学について特徴をそれぞれまとめてみました。なるべく偏りの無いように書いていますが足りない部分などあると思われます、各自調べることも忘れないで下さい。

アメリカ
入学時期:9月

 様々な文化背景を持った人が集まっており多様性に富んでいます。リベラルアーツの考えのもと、いろんな分野の勉強を探求してから3年時に選考を決めることが出来るのが特徴です。
 アメリカでは大学は勉強をするところという認識が強く、大学にもよりますが、毎週1日は徹夜なんてことも珍しくありません。自身を表現し、それを他人に発信する力を養うことを重視する傾向にあります。また、国際的に政治、経済、学問の中心としての役割を果たすアメリカでは大学自体の規模も大きく、経済基盤がしっかりしているものが多くあります。奨学金援助などを学校自体から受けられることが多いのも魅力です。

イギリス
入学時期:9~10月

特にEdinburghなど、とても伝統的な町並みや中世的な歴史的建造物が魅力的です。現代的なキャンパスがある大学ももちろんありますが、アメリカのリベラルな雰囲気とはどこか違うやや重々しい、クラシックな雰囲気を味わいたいという人には向いていると言えます。また、ヨーロッパ中を繋ぐ鉄道や航空便は比較的安いということもあり、他のヨーロッパ諸国と物理的にも心理的にも近いというのも特筆すべき点でしょう。
 イギリスの大学では入学した直後からすぐに専門的な内容から教わるので、「もう自分は将来やりたいこと、学びたいことが明確に決まっている!」という人に向いています。アメリカのように4年間の課程のなかでまず様々なことを学び徐々に専門分野を絞っていくのとは対照的に、イギリスでは一年生から入学時に選んだコースの専門的な内容を3年間でいっきに勉強します。アメリカでは入学時に専攻を選ぶ必要はありませんが、イギリスの場合は各大学のホームページに、もしこの専攻を選んだらこの時期にこのような専門的な内容を学ぶことになります、というカリキュラムが載っているので、それに基づいて入学時に選考を決めることができます。この点に関しては日本と似ていると言えます。

オーストラリア
入学時期:2月or 7月

 オーストラリアは豊かな自然とコアラの第一印象が強く、実際に動物学や海洋生物学専門の大学もありその分野では研究が盛んです。しかしその一方で、キャンパスには大学生にとってももちろん勉強のしやすい環境が整えられ、どこか都会的です。また、南半球なので季節は逆で、日本に帰省する頃には日本の蒸し暑い時期にちょうどかかりません。加えて日本との時差は一時間なので、万が一の緊急事態に保護者に連絡が取りやすいのも魅力の一つです。
 また、オーストラリアは地理的に見ると東南アジアやオセアニアの島国にとても近く、実際それらの文化や言語の学問、その地域に関係した学問には特に力を入れているので、そのような勉強をやってみたいという人にはいいでしょう。
 教育制度はイギリスと似ていて、普通は三年で卒業ですが、大抵の場合ファウンデーションコースを1年受けてから、三年間勉強することになります。アメリカほど柔軟ではありませんが、イギリスよりは融通が効きます。

カナダ
入学時期:5月or 9月

 「カナダ=寒い」、というイメージが定着していますが、「日本の蒸し暑い夏の方が絶対嫌だ!」という人には住みやすい場所かもしれません。University of British ColumbiaがあるVancouver は夏の平均気温が19℃なので、割合「涼しい夏」といえるでしょう。
 カナダの大学は約90校とアメリカと比べてとても少なく、大学のレベルも全体的に見るとやや高めです。しかし、教育制度はアメリカと近く、一年目はとりあえず色々な科目を勉強して二年目から徐々に選考を絞っていく形になります。
 また、アメリカ、イギリス、オーストラリアの公用語はもちろん英語ですが、カナダでは英語に加えてフランス語も広く使われています。フランス語と英語のイマージョンで勉強したい人にはいいでしょう。

N A V I G A T O R

海外進学の門を開く

アメリカ

イギリス

オーストラリア

カナダ

国ごとの特徴

併願について

C A R A V A N

海外留学生との未来設計

留学キャラバン隊
メンバー自己紹介

S U M M E R C A M P

留学に向けての夏期集中講座

キャンプの概要

プログラム

メンバー

FAQ

How to Apply

© RYUGAKU FELLOWSHIP