Q.日本の大学を受けずに海外の大学を受けるというのは、ずいぶんと前から決まってた事なの?
A.正直に言うと、自分がアメリカの大学に行くと、もともとは思ってなかったかな。高校生になる前から日本の大学見学をしていて、国内の大学に行くイメージしか自分にはなかった。でも、十五歳の時に行ったドイツ短期留学で、他の国の文化に触れる楽しさや新鮮さを体験して、もっと他の国で過ごした!って思ったの。それまで英語は聞いて理解する事はできたけど、話す事は難しかったらアメリカの高校に一年間留学して、そこでの経験でアメリカの大学に行きたい!って考え始めたんだ。留学から帰ってきた後、自分の英語力のなさから日本の大学も受ける事を検討していたけど、最終的には日本の大学は受けずにアメリカの大学だけ受ける事に決めたの。
Q.高校生の間に、海外と日本を行き来してたんだ。なるほど〜。日本の大学を受けずにアメリカの大学を受験するって、なんか不安じゃない?
A.もちろん不安で一杯だったよ(笑)。落ちたら行く所がないから。でもアメリカの大学に落ちたから日本の大学に行くという事はしたくなかったの。アメリカの大学に行く夢を諦めたくはなかったから。だから必死に英語の勉強をして、エッセイを書いては修正しての繰り返し。受験勉強のプロセスで学んだことは、自分を信じる力。私は受験勉強を始めたのがみんなよりも遅くて、受験の五ヶ月前に始めたの。だから、時には昔の塾の先生から無理でしょって言われたりしたけど、最終的に自分が何をできるかできないかなんて、自分の努力次第だって思ったの。結果的にはピッツァーに受かる事ができたから大満足!
Q.そうそう、その亜美ちゃんが行ってるピッツァー大学って、どんなところなの?
A.ピッツァーは一言で言うと変わってるかな(笑)もちろん良い意味でね。ピッツァーは何かに熱い思いを持っている生徒、世界を何かしらの方法で変えたいって思っている生徒が集まっているんだ。生徒を受け入れる時も、エッセイを慎重に読んで、成績・テストの点数だけではなく、生徒の個性自信で選んでいるの。だから他の大学とは違ってSATのスコアを送るかはオプショナル(SATとは・・・数学・リーディング・文法の三つのカテゴリーの中から、短時間で多くの問題を解き、点数によってどの大学に入れるかを左右するテスト)。ピッツァーはそんなテストだけでは生徒の能力は分からないって思っているからSATはそんなに重要視していないんだ。だから同じ学年の中には、高校生の時に起業をした生徒や、性転換をしてテレビにでて活動をしている生徒、フィギュアスケートの選手の人など、様々な人が集まってるよ。
Q.いろんな人がいるなあ(笑)。クレアモント大学郡という五つの大学が集まっている学園都市にあるって聞いたけど、それはどんな感じなの?
A.クレアモント大学郡についてはポモナの長谷川翔亮が彼の体験談の中に書いてあるから、そこを読んでもらえれば分かると思う。簡単に言うと、五つの大学の中で自由に授業がとれて、自分の大学の中でとりたい専攻がなかったら、他の大学で専攻がとれるシステムになってるところだよ。
Q.専攻とか授業の話に近いけど、総合大学ではなくリベラルアーツを選んだのはなぜ?
A.リベラルアーツカレッジの特徴は、少人数制で、専攻を二年生まで決めなくていいというところ。特にピッツァーは五つの大学でも履修が少ないから、自分が本当に興味がある授業を多くとれるんだ。具体的な人数を言うと、ピッツァー全体でも約一〇〇〇人しかいなくて、クラスは約二十人。授業はディスカッションベースだから膨大なリーディング(文系のクラス)がでるけど、同じクラスの生徒と仲良くなれる利点がある。五つの大学でも小さいからどこに行っても必ず知っている人を見かけて、本当に毎日が楽しいよ。
Q.なんか亜美ちゃんの話を聞いてると、本当に楽しそうで羨ましく思えてくる(笑)。またピッツァーについて聞きたいことがあったら、連絡するね!
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