Q.三澤さんは短期留学していらっしゃったんですね!簡単に経歴を教えて下さい。
A.米国ワシントン州にあるベルビューカレッジに一年間留学中の東京大学法学部第二類(公法コース)三年の三澤晃人と申します。 日本では法律、政治を中心に勉強していて、アメリカではビジネスを中心に色々と学んでいます。
Q.なるほどなるほど。ベルビューカレッジでは、どのようなプログラムに属しているんですか?
A.自分はIBP(インターナショナル・ビジネス・プロフェッションズ)というコースに属していて四学期のうち一学期はビジネスの基礎クラス、二、三学期は自由にクラスが選べ、四学期に現地の企業でインターンするというコースです。自分はコンサルティングのクラスやライティングのクラスなどを取っていて、来学期はプログラミングと経済系のクラスなどを取ろうかなと考えています。
Q.だけど三澤さんは東大に通ってらっしゃったんですよね……。どうして留学することにしたんですか?
A.英語、ビジネス、経済を学びたいと思ったことと色々な体験をしてみたいと思ったからです。
Q.留学のキッカケは?
A.この留学コースのことを大学の先輩から聞いていて面白そうだなと思っていたことと、所属している英語ディベート部の活動で自分の能力の壁を感じ、一度しっかり英語圏で勉強してみたいと思ったのがきっかけです。
Q.あれ?だけど三澤さん、日本では法学部に所属しているわけですよね。だけど、アメリカではビジネスの勉強をしているんですか?
A.法律、政治を勉強しているうちにその背景にある社会、社会の中で重要な役割を果たしているビジネス、経済を勉強してみたいと思ったためと、進路を考えているうちに長期的に見て法律系以外の仕事に就く可能性も高く、ビジネス、経済の基本を学んでおくことは有用だと思ったためです。
Q.だけど、東大でビジネスや経済を学ぶことも出来たはずですよね?
A.東京大学では一、二年生の教養学部の間は科目選択の自由が大きいですが、一旦後期の専門課程が決まると自分の専門以外の科目は取りにくくなります。自由度は学部によって違い、文学部などは他学部科目も比較的取りやすいそうですが法学部は規則、勉強量的に他学部単位取得は割と厳しいです。
Q.ほうほう。面白い!留学先のベルビューカレッジは、どういう雰囲気の場所ですか?
A.ベルビューカレッジは元コミュニティカレッジなため、比較的安価で門戸が広く、社会人から高校生、障碍者、留学生など様々な人たちが学んでいます。研究よりは教育に力を入れている大学で、ほぼ全てのクラスが三十人前後以下の少人数制なのも良いです。平日は朝のクラスの後午後一杯勉強をしているか、授業内のグループプロッジェクトのミーティングやその準備などをしています。週一回クラブなどにも参加しています。またベルビューはシアトル郊外の住宅地なので治安が良く、時々シアトルに遊びに行くこともあります。
Q.楽しそう(笑)!東大だって日本一の大学ですよね。だけど、東大とはどのように違うんですか?
A.生徒の多様性が非常に高く、年齢、性別、国籍、言語などほんと様々です。自分のクラスにはヨーロッパ系、インド系、アフリカ系アメリカ人や韓国人、中国人、ラテンアメリカ系の学生、モロッコ、リビア、ロシアなど文字通り世界中から来ています。また成績のつけ方が東大では試験一発勝負が多いのですが、ベルビューカレッジではかなり細かくつけます。出席、授業貢献度、レポート、ミニテスト、ファイナルテストなどです。授業中のディスカッションが多いところも自分は好きです。
Q.うーん。東大とはまた違う雰囲気なのが良いですね(笑)。三澤さん、帰国したらどうする予定なんですか?
A.留学後は日本に戻り就職活動ですね。ビジネスの世界で勝負していこうか、政治、行政の世界で生きていこうか迷っています。
Q.私も三澤さんの行っているようなプログラムに興味あるけど、どうすれば見つけられるんですか?
A.IBPプログラムで検索すればすぐ出てくると思います。あとはHPの手順に従えば応募できますね。日本の大学に進学したけれどやはり在学中に留学してみたいという方におすすめです。ただお金が割とかかるので色々な奨学金に早くから応募してみることをおすすめします。
Q.奨学金も同時に検索するべき、ってことですね。最後に三澤さん、高校生に向けてメッセージをお願いします!
A.留学はきっと忘れられない経験になると思います。金銭的な都合などもあるので必ずしも予定通りに行くかは分かりませんが長短に拘わらずおすすめします。行くときも留学中も縁を大切に。
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